山口県山口市の信光寺 浄土真宗本願寺派/西本願寺 濟波山

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信光寺住職日記 2017

信光寺住職日記 2017

2017/12/23 駒沢勝先生をお招きして〝第13回はじめて学ぶ真宗講座〟を開催

 12月23日、午後7時より第13回〝はじめて学ぶ真宗講座〟を開催。ご講師には、岡山からのこまざわ小児科医院の駒沢勝先生をお招きした。

 途中休憩をはさみ、前席では小児科医がなぜ念仏申す身になったか、後席では阿弥陀様に出遇えたらどのようになるなか、について、実に〝やさしく、深く、有難く〟お話くださった。

 次回は明年4月10日、福岡から角道宏先生をお招きして開講する。

無料公開講座である。信光寺の門信徒以外でも、どなたでも受講できる。受講希望者は〝住所、氏名、電話番号、所属寺〟を明記して、お気軽にファックスかメールにてお申し込み下さい。

2017/12/20 報恩講引受地区のご奉仕で、大掃除。

 12月20日、朝9時より報恩講引受地区(東津・陶ブロック)より18名が大掃除のご奉仕に来山。

 本堂の外陣・外回り、庫裏の外回り、山門、鐘楼などの煤払いから始まり、外陣は天井の付け根まで雑巾で拭き上げ。1年間の煤などの汚れを隅々までピカピカに磨き上げて下さった。

 拙寺の御正忌報恩講は、例年より1日早い日程で1月13日から15日まで、桑羽隆慈師をお招きして厳修する。なお、15日の昼座には若院の「信光寺副住職就任・本願寺学階輔教取得奉告法要」を勤める。

2017/12/18 仏華用の南天の実を採取

 12月18日に南天の実を採取。中畑という山間部の地区に、仏華に使う南天を育てて下さる有難いご門徒がいらっしゃる。今年は殊に実のつきがよく、たくさん採取できた。

2017/12/12 御内仏報恩講ならびに仏婦仏壮合同報恩講を勤修

12月11日午前10時より御内仏報恩講をお勤めする。仏教婦人会主催の定例法座(住職・若院自勤)の参詣者のみにご案内し、60数名がご縁に遇われる。

午後1時30分からは、福岡より松月英淳師をお招きして、仏教婦人会・仏教壮年会合同報恩講を勤修。宗祖讃仰作法音楽法要で勤行。松月師はおっとりとしたスタンス中にもユーモアを交えて、洵に有難いご法話を賜った。

 

 

 

2017/11/13 溪宏道師をお招きして永代経法要を勤修

 11月12日・13日、溪宏道先生をお招きして永代経法要を勤修する。初日の昼座は新物故者追悼法要を併修しているので初めてお寺にお参りする方もある。参詣者は自宅で清書してきた写経文(今回は『讃仏偈』)を声高らかにおつとめ、焼香して中尊前に写経文をお供えした。

 溪先生はまさに深く・やさしく・有難いお取り次ぎで、初めてのご縁の方からお聴聞を重ねられている方まで有難いお聴聞のご縁であった。

 法要中には〝コールさいは〟のミニコンサート、そして庫裏広間では〝菩提樹の会〟の写真展も開催され、賑々しい二日間の法要であった。

 12月11日には仏婦仏壮合同報恩講を勤修する。ご講師は福岡・海徳寺住職の松月英淳氏。はじめてのご縁をいただく。会員以外でもご参詣大歓迎‼ 

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2017/09/29 第12回はじめて学ぶ真宗講座 武田一真師がご出講

 9月28日、午後7時より第12回はじめて学ぶ真宗講座を開催。今回は広島から武田一真先生をお招きした。先生は元龍谷大学講師・文学博士。この講座のコンセプト〝やさしく・深く・有難く〟のとおりに、テーマ「自在の救い」をお取り次ぎくださり、尊いご縁を賜った。

 また今回も、10回出席された14名の受講者に賞状と記念品を差し上げた。

 次の第13回は12月23日(土・祝)、岡山からこまざわ小児科院長・駒沢勝先生をお迎えして開催する。

新規受講者も歓迎‼

2017/09/23 木曽隆志師をお迎えして秋季彼岸会を勤修

 22日・23日、新潟から木曽隆志先生をお招きして秋季彼岸会法要を勤修する。木曽先生は今回3回目のご縁。地元長岡市の病院のビハーラ病棟で26年間、ターミナルケアに携わっていらっしゃる方である。ビハーラ病棟とは限りある生命の、その限りの短さを知らされた人が、静かに自身を見つめ、また見守られる場で、その経験の中から他力の救いについての味わいをお取り次ぎくださった。

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2017/07/07 上山大峻先生をお迎えして〝第11回はじめて学ぶ真宗講座〟

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 7月6日、午後7時より第11回はじめて学ぶ真宗講座を開催。今回は元龍谷大学学長の上山大峻先生をお招きした。80歳を超えられたが〝矍鑠、青年を圧す〟の言葉の如く、途中休憩なしで100分余り、専門の西域仏教、先生と同じ長門出身の金子みすゞについて熱弁を振るわれ、洵に有難いご縁を賜った。

 また、前回まで10回出席さtれた13名の受講者に、賞状と記念品を差し上げた。

 次の第12回は9月28日(木)、広島から武田一真先生を迎える。新規受講者も歓迎。

2017/05/20 5月20日 初参式、宗祖降誕会を厳修

 5月20日、午前10時より初参式。8名の赤ちゃんたちが、両親や祖父祖母に抱かれて本堂の阿弥陀さまにお礼を申した。記念色紙(其手常出無尽之寶=大経より)に手形を押し、初参式ケーキや紅白餅などを差し上げ、賑やかに式を終えた。

 午後1時30分からは宗祖降誕会を厳修。宗祖讃仰作法音楽法要をおつめして住職自勤の法話のあとはLegatö♪(富永慶さん&元浄萌恵さん)のライブ&トーク。ピアノとホルンという珍しいデュオで、愛らしい二人の素晴らしい演奏に、参詣者は癒され感動のひとときを共にした。

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2017/05/12 定例法座一日研修親睦旅行、柳井市の誓光寺様に参拝

 5月12日、今年も恒例の定例法座一日研修親睦旅行。柳井市の誓光寺様に参拝する。

 朝8時15分に一行39名、貸切バスで小郡を出発。10時過ぎに到着し、本堂で勤行ののち門徒会館にて茶菓の接待を受ける。再び本堂に移動して、ご住職より寺院沿革を含めてご法話を賜った。ご寺族・仏婦の方々から歓待を受けて有難いひとときを過ごさせていただいた。

 昼食は山門を出てすぐの〝蔵や〟にて。誓光寺様からご紹介していただいた大きな蔵を使ったお店で、実に美味至極、おもてなしの心が行き届いた素晴らしいで昼食だった。店を出て〝白壁の町並み〟の散策、〝あさひ製菓〟の工場見学・買物、そして〝伊藤公資料館〟の見学と、午後からの盛り沢山のスケジュールに大満足して帰途についた。             (写真をクリックすると拡大します)

2017/05/10 平成29年度門徒総代会総会を開催

 5月10日午前10時より平成29年度信光寺門徒総代会総会を開催。責任役員・本部総代11名、地区総代74名の内、平日にもかかわらず78名がご出席くださる。

 住職ならびに河村博次門徒総代会会長の挨拶のあと、議事の儀長(地区総代から選出)は東津上B地区の森重朗氏が指名され、立派に議事進行してくださった。

 長年お務め下さる地区、また交代制の地区は1年交代、2年交代、4年交代など様々だが、門信徒会費の徴収や寺報(法要案内状)を配布くださったり、地区総代さんの大変なご苦労のお蔭で拙寺の護持運営、法義興隆が推進されてゆく。                  (写真をクリックすると拡大します)

2017/04/11 第10回はじめて学ぶ真宗講座 紫藤常昭先生がご出講

 4月11日、夜7時より「はじめて学ぶ真宗講座」を開催。第10回は福岡教区より紫藤常昭先生がご出講くださった。先生は僧侶対象の勉強会に毎月数ヶ所出向されており、拙寺の若院も福岡まで出かけて受講している。

 今回は『拝読浄土真宗のみ教え』の24・25頁、「報恩の念仏」をテーマにご講話いただいた。実に論理的に、そして日常生活の事柄の中から深い味わいをもって、この講座のコンセプト〝やさしく・深く・有難く〟お話しくださった。                    (写真をクリックすると拡大します)

2017/03/21 小林顯英師をお招きして春季彼岸会を勤修

 3月20日・21日、大阪より小林顯英先生をお招きして春季彼岸会をおつとめする。初日は雨模様で足元が悪い中にかかわらず沢山のご参詣をいただいた。

 小林先生は古希を迎えられても若々しく、心を揺さぶるような熱いおとりつぎで有難いご縁を賜った。

 庫裏広間では恒例の〝菩提樹の会〟の写真展を開催。会員10名がパネル1枚ずつに力作を展示された。

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2017/02/11 大寒波の中、定例法座

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 2月11日、早朝マイナス2.9℃、最高気温も5℃と終日冷え込む中、午後1時半から定例法座をつとめる。仏教婦人会主催で毎月12日だが、今月は事情があって1日早くなり大寒波と重なってしまった。

 3時間前からストーブをつけるがなかなか温まらない。この寒波では普段の半数もないのではと案じたが、何と70名のご参詣。若院と住職が1席ずつ法話をするが、まずは大寒波の中でのご参詣に頭が下がる思いで、ようこそご参詣くださったと讃嘆頻りであった。     (写真をクリックすると拡大します)

 

2017/01/17 松月博宣師をお招きして御正忌報恩講(御開山様755回忌)を厳修する。

1月14日より16日まで、松月博宣師をお迎えして御正忌報恩講を厳修。今年は山手筋ブロックのお引き受けで、大掃除・餅つき・仏具お磨き等の準備から当日の帳場・駐車場整理、そしてお斎の準備接待をしてくださる。

大寒波襲来で15日は写真のとおり10センチ以上の積雪。ご参詣への影響を心配したが、ほぼ満堂となり安堵する。今回から行事鐘前に伝供(てんぐ)をする。15日は10代(土曜学校生)、2~30代・40~50代・60~70代を各2名ずつ山手筋ブロックより、16日は仏教婦人会・仏教壮年会・本部総代会より8名に役をしていただく。

お昼のお斎は昔から続いていてきたお斎料を無料化。2日間、誰でも何度でも自由に召し上がれるようにした。法要の活性化は時代の流れと共に常に工夫が必要で、一人でも多くの方がご縁に遇われることを希いながらの今回の新たな試みであった。              (写真をクリックすると拡大します)

 

2017/01/09 報恩講引受地区より32名のご奉仕で餅搗き・お磨き

19日、朝8時半に報恩講引受地区より御華束用の餅搗きと真鍮仏具のお磨きのご奉仕に32名集合。

餅搗きの担当は、搗き上がった餅は細く伸ばして素早く紙筒に入れて立てた状態にするという作業。仏具お磨きの担当は、お喋りしながらひたすら磨く作業。どちらも敏速に作業が進み、11時半には昼食のお弁当を皆でいただき解散した。

明後日、この餅を切ってお盛りもの。見事な御華束が出来上がることだろう。

 

2017/01/02 1月2日、「修正会」をおつとめする。

                               

 

 1月2日、朝9時より「修正会」をお勤めする。この修正会は、「日曜学校(現・土曜学校)修正会」として、昭和59年1月から子どもたちと共に始めたのであるが、4年半にわたる平成大修復工事完成後、平成9年より大人にも呼びかけて現在に至る。
 『正信偈』を唱和して阿弥陀如来さまに新年のご挨拶を申した後、御文章拝読、法話。その後、大人の参詣者は庫裡の御内仏間にて「流盃の儀」でお屠蘇をいただき、子どもたちは本堂で学年別に「かるた大会」、そして「くだものビンゴ」で楽しんだ。

 お慈悲充満の中、今年もよろしくお願い申し上げます。       (写真をクリックすると拡大します)